JOURNAL

シュポーンの頭の中。

完成する前の話も、ちゃんと外へ。

THINKING / 考えてること

いいものって、誰とつくるんだろう。

現場と作り手が、同じ問いを囲むところから。

使う人のそばに、問いがある。

技術がある。困っている人がいる。でも、そのふたつは、最初から出会っているとは限りません。

作れるかどうかだけでなく、使う人にとって何が変わるのか。その話を、現場と作り手が一緒にできる場所をつくりたい。シュポーンが「共創場」と呼んでいるのは、そんな場所です。

ひとつの答えを、ひとりで決めない。

つくる人。ためす人。技術を持っている人。困っている人。それぞれが見ていることを持ち寄ると、当たり前だと思っていたことが、少し違って見えてきます。

ああでもない、こうでもないと試してみる。そのやりとりの中から、今までなかった使い道を探していきます。

MAKING / つくる視点

しなる杖を、考える。

「硬くないとダメ?」から、素材の見方を変えてみる。

硬さだけが、支え方だろうか。

杖は、身体を支える道具です。だからこそ、硬さだけでなく、歩くときに手へ伝わる感覚にも目を向けてみる。

Lococaneは、カーボン特有のしなりを活かした杖です。素材の特性をどう使えば、歩く道具としての違いにつながるのか。その問いが、ものづくりの入口になります。

素材からも、問いは生まれる。

「この素材なら、こんなことができる」。作り手の気づきと、現場の「あれ?」を重ねる。決まった使い道から少し離れてみると、別の可能性が見えてきます。

つくって、ためして、またつくる。できあがった商品を見るときにも、そんな小さな問いを思い浮かべてもらえたらと思います。

Lococaneをもっと知る ↗

TESTING / ためす視点

頭の中より、現場の一歩。

使って、見て、聞く。つくった先で分かること。

使ってみて、初めて分かること。

頭の中ではよさそうでも、実際に使う場面では、別のことが気になるかもしれません。握り方、歩き方、日々のお手入れ。道具は、暮らしの中で使われます。

だから、つくったら、ためす。使う人のそばで、見て、聞いて、何を変えられるかを考えます。

いったり、戻ったり。でも諦めない。

「なんか違う」は、終わりではなく、次につくるための手がかりです。現場から受け取った声を作り手へ戻し、もう一度、形を考える。

面白そう、だけでは終わらせない。必要とする人のもとへ届く道具を目指して、つくる・ためすを行き来していきます。